平成26年10月27日(月)
- 2014/10/27
- 23:00
ごみ処理施設と再生利用
日の出町にある廃棄物埋立最終処分場に。
この多摩25市1町(400万人)のごみ処理施設は、ふたつの処分場から成る。
①谷戸沢処分場
昭和59年から、可燃ごみの焼却灰と破砕された不燃ごみの埋立開始。
それが平成10年に満杯になり、14年間で埋立終了。
②二ツ塚処分場
平成10年から埋立開始。
14年間で満杯になった谷戸沢処分場と同じ埋立容量。
従って、またすぐ三つめの埋立地を作らなければならず、ごみの大幅減量が課題となっていた。
そこで、これまで埋立していた焼却灰を、全てエコセメントとして再生利用させる技術を開発。
埋立するのは破砕した不燃ごみだけとなり、二ツ塚処分場の使用期間を大幅に伸ばすことが可能に。
エコセメントとは、焼却灰を原料に作られたセメント。
一方で、普通のセメントはN(ノーマル)セメントと呼ばれる。
品質は、エコセメントは塩素がやや多い分、鉄骨との相性が良くないとされている。
従ってエコセメントは、道路の舗装材として使われている。
ちなみに東京23区で排出される可燃ごみの焼却灰は、エコセメントではなく全てスラグ(人工砂)として再生利用されている。
2020東京五輪のテーマが環境にあるならば、そこで使われるセメントは、全てエコセメントにすべきだと思う。
もうひとつ参考に。
コンクリートは、セメントと砂と砂利から出来ており、強度がある。
モルタルは、セメントと砂から出来ており、仕上げに使う。
ご案内下さった、小山伸樹・東京たま広域資源循環組合事務局長のお陰で、学びの多い視察となった。
http://www.tama-junkankumiai.com/to_children/

視覚障害者誘導用ブロックは、全てエコセメント。
工場長の指示により、防塵マスク・保護メガネ・ヘルメット・軍手を着用。

日の出町といえば、中曽根総理・レーガン大統領の日米首脳会談が行われた、「日の出山荘」。
現在は、中曽根さんが日の出町に寄贈し、記念館となっている。

日の出山荘の、すぐそばの林道。
中曽根総理は、こういう風景をレーガン大統領に見せたかったのだろう。
ちなみにロン・ヤス会談が行われたのは、1983(昭和58)年11月11日正午すぎ。
日の出町にある廃棄物埋立最終処分場に。
この多摩25市1町(400万人)のごみ処理施設は、ふたつの処分場から成る。
①谷戸沢処分場
昭和59年から、可燃ごみの焼却灰と破砕された不燃ごみの埋立開始。
それが平成10年に満杯になり、14年間で埋立終了。
②二ツ塚処分場
平成10年から埋立開始。
14年間で満杯になった谷戸沢処分場と同じ埋立容量。
従って、またすぐ三つめの埋立地を作らなければならず、ごみの大幅減量が課題となっていた。
そこで、これまで埋立していた焼却灰を、全てエコセメントとして再生利用させる技術を開発。
埋立するのは破砕した不燃ごみだけとなり、二ツ塚処分場の使用期間を大幅に伸ばすことが可能に。
エコセメントとは、焼却灰を原料に作られたセメント。
一方で、普通のセメントはN(ノーマル)セメントと呼ばれる。
品質は、エコセメントは塩素がやや多い分、鉄骨との相性が良くないとされている。
従ってエコセメントは、道路の舗装材として使われている。
ちなみに東京23区で排出される可燃ごみの焼却灰は、エコセメントではなく全てスラグ(人工砂)として再生利用されている。
2020東京五輪のテーマが環境にあるならば、そこで使われるセメントは、全てエコセメントにすべきだと思う。
もうひとつ参考に。
コンクリートは、セメントと砂と砂利から出来ており、強度がある。
モルタルは、セメントと砂から出来ており、仕上げに使う。
ご案内下さった、小山伸樹・東京たま広域資源循環組合事務局長のお陰で、学びの多い視察となった。
http://www.tama-junkankumiai.com/to_children/

視覚障害者誘導用ブロックは、全てエコセメント。
工場長の指示により、防塵マスク・保護メガネ・ヘルメット・軍手を着用。

日の出町といえば、中曽根総理・レーガン大統領の日米首脳会談が行われた、「日の出山荘」。
現在は、中曽根さんが日の出町に寄贈し、記念館となっている。

日の出山荘の、すぐそばの林道。
中曽根総理は、こういう風景をレーガン大統領に見せたかったのだろう。
ちなみにロン・ヤス会談が行われたのは、1983(昭和58)年11月11日正午すぎ。
