令和２年９月２８日（月）

深谷隆司先生

元通産大臣、深谷隆司先生。

私ども夫婦の仲人親。

敬愛してやまない深谷先生にちなんで、長男には「深」、次男には「谷」の一文字を使って名付けた。

今度また子供が産まれたら「隆」、その次は「司」を使うことにしている。

かつて私の都議選に応援にお越し下さった際、深谷先生ご夫妻から私ども4人家族を食事に招待したいとお誘い頂いた。

大変嬉しく思いつつも、忙しさに紛れてお返事をしそびれていた折に、深谷先生からお電話を頂いた。

「早坂くん、奥さんと子供たちの前で食事に誘ったはずだ。約束をしたら、どんな約束でもきちんと果たすのが政治家だ。奥さんや子供たちから、仮初にも政治家が社交辞令で調子の良いことを言っていたと思われるのは実に心外だ。私には自分の言葉に責任がある。すぐに日程を決めてください。」

私も社交辞令は決して好きではないが、深谷先生ほどの覚悟で、約束をしたことはなかった。

爾来あらゆることに於いて、自分の言葉に責任を持つことを戒めにしている。

明日（令和2年9月29日）は、深谷先生の85才のお誕生日。

私の父と同じ、昭和10年生まれだ。

今なお巧みなスピーチで会場を沸かせる深谷先生。

私が政治家として活動させて頂いているのは、こうした先輩の薫陶を受けてきたからだ。