いつものように早朝、事務所に行くと、鍵を忘れてきて中に入れないことに気づいた。
事務所の中に、タスキやノボリや防寒具などが全て置いてある。
鍵を家に取りに帰ることも考えたが、一度帰るともう出てきたくなくなる。
そこで普段着のまま駅頭活動開始。
だが途中でふと気づいた。
家人が家を出てしまうと、夜まで帰ってこない。
すると私は事務所にも家にも入れず、またスーツに着替えることも出来ない。
そこでやむなく、活動をいつもの半分の時間で終了し、帰宅。
家人は丁度出掛けるところだった。
客観的にはひどい朝だったと見えるだろうが、主観的には家に入れて、とても幸せな気分。
幸せとは、心の持ちようなのだ。
