コロナ療養記②

コロナ療養記②

今回（そして初めて）コロナに罹患したのは、都市調査の訪問先であるニューヨーク。

アメリカへの入国にあたっては、ワクチン（1回だけでも）接種証明と1日前の陰性証明があれば、簡単に入国出来る。

むしろ厳しいのは、日本への帰国時だ。

帰国時には、ワクチン接種3回証明とアメリカ出国時2日前の陰性証明に加え、羽田空港到着時の検査が必要だ。

私は羽田の検査で陽性になった。

検疫官に伺うと、この日羽田で陽性になったのは30人を超えたらしい。

陽性でも無症状なら自宅療養かホテル療養を選べるものだと思っていたが、空港で陽性となった場合は、強制的にホテルに移送される（写真）。

どこのホテルにするかは選べない。

私はかつて宿泊療養施設としての品川プリンスホテルを見に来たことがあったが、そこに自分が入ることになるとは想像しなかった。

その時見たのはイーストタワーだったが、今回私が入ったのはNタワー。

このNタワーは、東京都ではなく厚生労働省直轄の施設らしい。

私の投稿をご覧になった都庁の職員さんから「早坂さんの名前が私どもの名簿にはありません」とご連絡を頂きわかった次第。

唾液検査した場所も、かつて見に来たところ。

かつての勉強が役に立った。

なお都市調査にご一緒して下さった方々は、羽田でも陰性となったので、濃厚接触者には該当せず、普通の生活に戻った。

私は最低でも1週間、このホテルの部屋から一歩も外に出られない。

無症状なので、毎日の検査は無い。

このまま全くの無症状なら、退出時の検査も無いようだ。